最高金賞に２蔵元４銘柄　奄美黒糖焼酎１５点入賞　蒸留酒品評会ＴＷＳＣ

国内外で流通する蒸留酒を対象とした品評会「東京ウイスキー＆スピリッツコンペティション（ＴＷＳＣ）２０２３」（実行委員会主催）の審査結果がこのほど発表され、焼酎部門で奄美黒糖焼酎１５銘柄が入賞し、うち蔵元２社計４銘柄が最高金賞に選ばれた。最高金賞と金賞の上位をさらに審査し選出する最高位の「ベスト・オブ・ザ・ベスト」は、後日発表される。

 

ＴＷＳＣは２０１９年に始まった日本初のウイスキー＆スピリッツ品評会。２０年に新設された焼酎部門は４年目を迎えた今回、２７４点の出品があった。

 

審査方法は銘柄を伏せて鑑定する「ブラインドテイスティング」。酒類に精通する国内の専門家８２人で審査し、最高金賞２５点、金賞１２７点、銀賞７５点、銅賞３９点を選出した。

 

ベスト・オブ・ザ・ベストはアルコール度数２５度以下、２６度以上で１点ずつ選出される見込み。前回までは３年連続で奄美黒糖焼酎銘柄が独占している。

 

入賞した奄美黒糖焼酎１５銘柄は次の通り。

【最高金賞】Ａｍａｍｉ　Ｒａｂｂｉｔ＝アマミ　ラビット（奄美大島開運酒造）、ＦＡＵ＝ファウ（奄美大島開運酒造）、浜千鳥乃詩　原酒（奄美大島酒造）、浜千鳥乃詩　極ブラック（奄美大島酒造）

【金賞】あまみ六調（奄美大島開運酒造）、キャプテンキッド（喜界島酒造）、浜千鳥乃詩　ゴールド（奄美大島酒造）、稲乃露（沖永良部酒造）、じょうご（奄美大島酒造）、黒奄美（奄美酒類）、れんと復刻版（奄美大島開運酒造）、長期貯蔵　里の曙（町田酒造）、里の曙　ゴールド（町田酒造）

【銀賞】奄美の杜（町田酒造）、はなとり（沖永良部酒造）